- 1.ネクスガードスペクトラの特徴
- 2.ネクスガードとスペクトラの違い
- 3.副作用と安全性
- 4.最安値と購入方法
- 5.口コミ・評判のまとめ
ネクスガードスペクトラとは、2015年にメリアル社から発売された比較的新しい犬のノミマダニフィラリア予防のお薬です。
ネクスガードスペクトラの2大成分を解説!
薬のタイプはチュアブルタイプで、主成分はアフォキソラネルとミルベマイシンオキシムです。
アフォキソラネルが外部寄生虫のノミ・マダニなどの昆虫を駆除してくれ、ミルベマイシンオキシムが内部寄生虫のフィラリアを駆虫してくれます。
また、嬉しいことにこのミルベマイシンオキシムは、フィラリア虫に効果があると同時にその他の内部寄生虫である犬回虫や犬鞭虫,犬鉤虫なども退治してくれます。
口から入れる経口投与の薬なので、シャンプーを気にすることなく、スポットタイプだと皮膚が赤くなってしまうような皮膚が弱い犬でも安心して使用する事が出来ます。
ノミは服用後6時間以内に駆除できますし、マダニでは服用後24時間以内に駆除できるという即効性があります。
アフォキソラネル(Afoxolaner)について
このアフォキソラネル(Afoxolaner)は、イソオキサゾリン系の新規化合物で、昆虫に存在する神経伝達物質のGABA-C1受容体に特異的に結合します。 アフォキソラネルが結合してしまった受容体からは神経伝達物質が阻害され、そのために生命維持に必要不可欠な神経の命令が途絶えてしまった昆虫は死亡します。
哺乳類などの人間にもGABA受容体はあるのですが、アフォキソラネル(Afoxolaner)は無脊椎動物である昆虫のGABA-C1受容体にだけ作用するという特徴があります。 人間や犬猫のような哺乳類には影響がなく、ほぼ無害で安心して使用できる有効成分です。
この作用秩序はフィプロニルと同じで、フィプロニルは皆が知っている有名なフロントラインに使用されている有効成分です。 フィプロニルは農薬に使用される事も多く、つい前日はオランダ産の卵の中に混入していたというニュースもありました。
アフォキソラネル(Afoxolaner)は農薬に使用されていないため、フロントラインを使用するよりも環境汚染の問題がありません。
ミルベマイシンオキシム(Milbemycin Oxime)
このミルベマイシンオキシム(Milbemycin Oxime)は、寄生虫の神経細胞や筋細胞に存在する神経伝達作用に障害を引き起こす薬です。
神経伝達作用がうまくいかないと、体に弛緩麻痺を起こして死亡してしまいます。 このミルベマイシンオキシム(Milbemycin Oxime)は、ひも状や糸状の寄生虫のみに効果がある成分です。
特にフィラリア症に有効ですが、その他の内部寄生虫である犬回虫,犬鞭虫,犬鉤虫に効果を発揮します。
昔から存在するフィラリア予防薬では、「イベルメクチン」と呼ばれる有効成分を含むことがあります。 このイベルメクチンは、コリー,オーストラリアン・シェパード,シェットランド・シープドッグなどのMDR1遺伝子変異を持っている個体に対しては毒性を発揮してしまい重篤な状態になってしまいます。
しかし、このミルベマイシンオキシム(Milbemycin Oxime)は全ての犬種において安全に使用できるとされています。
ネクスガード・ネクスガードスペクトラの安全性
ネクスガードスペクトラを使用する前に、安全性も気になりますよね。 有効成分のアフォキソラネル(Afoxolaner)もミルベマイシンオキシム(Milbemycin Oxime)も、昆虫やひも状・糸状の寄生虫のみに作用するという、犬にとって安全な成分であることもわかりました。
副作用として報告されているのは、アフォキソラネル(Afoxolaner)では嘔吐や下痢、食欲不振、嗜眠です。 ミルベマイシンオキシム(Milbemycin Oxime)の副作用としては下痢、軟便です。
これらの副作用としてはまれにみられる程度のもので、重篤な症状に陥ったという報告はありません。
安全性が高い有効成分を使用したネクスガードスペクトラ、ぜひ寄生虫駆除の1つとして検討してみて下さいね。
ネクスガード、試してみたいけど価格が気になる方も多いのではないでしょうか。 動物病院では、それぞれ薬の値段が独自に設定できますので、ばらつきがあります。 また、ネクスガードは動物病院でしか処方されない、獣医師の診察と処方箋が必要です。
最安値で購入するなら通販がオススメです
ネット通販を利用し「個人輸入」という形を取れば、獣医師の診断が無くてもネクスガードを購入できます。
メリアル社から発売している一般的なネクスガードの金額は、動物病院ですと1錠あたり1,400円~です。 しかし、ネット通販だと、その半額程の1錠あたり700円~の価格で購入が可能です。
動物病院で処方されるネクスガードと、ネット通販の個人輸入で購入するネクスガードは、パッケージの違いはありますが中身は同じです。 日本向けに発売しているものと、海外から輸入した物の違いですね。
ネクスガードの最安値通販はこちら
《価格比較表》 | 他店価格 | ご案内価格 |
1錠当たり | 2000円~ | 786円~ |
6錠:1ケース | 12000円~ | 5500円~ |
12錠:1ケース | 24,000円~ | 9,400円~ 最安 |
ネクスガードスペクトラ 商品一覧
《価格比較表》 | 他店価格 | ご案内価格 |
1錠当たり | 2500円~ | 1050円~ |
1ケース:3錠 | 7500円~ | 3900円~ |
2ケース:6錠 | 15000円~ | 6300円~ |
ネクスガードスペクトラは体重別に5種類展開
ネクスガードスペクトラの種類は5種類あり、体重によって分けられています。
1、ネクスガードスペクトラ11.3(体重2~3.5㎏用)
2、ネクスガードスペクトラ22.5(体重3.5㎏~7.5㎏用)
3、ネクスガードスペクトラ45(体重7.5㎏~15㎏用)
4、ネクスガードスペクトラ90(体重15㎏~30㎏用)
5、ネクスガードスペクトラ180(体重30㎏~60㎏用)
使用する時には、愛犬が今何キロなのかを把握して投与しましょう。
通年投与している場合でも、まとめて一気に購入すると、1年の間の体重変動で使用する薬が変わるかもしれません。 一度の購入は3か月ぐらい分をまとめてみるのがおすすめです。
動物病院の価格と最安値を比較
ネクスガードスペクトラは、1つのチュアブル錠で内部寄生虫と外部寄生虫の両方を退治してくれる利便性がある代わりに、値段が高くなっています。
1錠3,500円する動物病院もあるほどで、ノミ・ダニ予防のために通年投与をすると年間お薬代だけで42,000円もかかる計算になります。
動物病院では初診料や薬の処方料、フィラリア駆虫薬を飲ませる前にはフィラリア陰性かどうかの検査代もかかりますので、実際に支払う金額はもっと高くなります。
最安値で購入するなら通販がオススメです
通販で購入できる唯一の方法として「個人輸入」という形なら認められています。
ご自身で1から個人輸入するなんて無理だと思われる方が大半だと思いますが、この個人輸入を代行してくれる会社が多数存在します。
個人輸入代行会社ですので、英語ではなく日本語で全て買い物が可能です。 そこでは、動物病院で販売されているネクスガードスペクトラの約半額のお値段で購入する事ができるほど。
なぜ個人輸入すると値段が安くなるのかと言うと、海外ではネクスガードスペクトラはスーパーやドラッグストアなどでも気軽に購入できるお薬です。
そのため、処方料や動物病院の診察料がかからずに安くなっているのですね。